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メルカリ自動値下げツール

使い方マニュアル
2026年5月版
対応OS: macOS 13 (Ventura) 以降

目次

  1. このツールについて/全体の流れ
  2. インストール(zipの展開と配置)
  3. 起動と初回セットアップ(ライセンスキー・月次認証)
  4. メルカリにログインする
  5. ダッシュボードの見方
  6. 商品の同期と稼働開始
  7. 値下げ設定
  8. 自動再出品
  9. オークション切替
  10. 自動コメント
  11. 検知回避設定
  12. 自動メンテナンス(ヘルス・スナップショット)
  13. 評価済み削除
  14. 複数選択操作(bulk バー)
  15. 実行ログの見方
  16. 緊急停止と復帰
  17. トラブルシューティング
  18. 安全運用のコツ・よくある質問
  19. 付録: 設定値リファレンス

1. このツールについて/全体の流れ

このツールは、あなたが管理しているメルカリの出品中商品について、値下げ・再出品・コメント返信を自動で行うMac用のデスクトップツールです。在庫数百〜1,000件規模の出品者が毎日手作業で行っている値下げ作業を、丸ごと自動化します。

1-1. できること

1-2. 動作するしくみ

ツールはあなたのMacの中だけで動きます。普段使っているChromeを通じてメルカリを操作するため、あなた以外のパソコンにメルカリのID・パスワードが渡ることはありません。インターネットへの接続は「ライセンス確認」「月次認証」「アップデート確認」のためだけに使われます。

⚠ 最初に必ず読んでください メルカリは公式に自動化ツールの使用を認めていません。本ツールは検知を避けるための設計(人間らしい操作・ランダム待機・既存Chrome利用)を施していますが、アカウント停止のリスクはゼロではありません。必ず「初日は低負荷」「上限を控えめに」のルールを守り、運用は自己責任でお願いします。

1-3. 全体の流れ

初めて使うときは、次の順番でセットアップします。1〜4は最初の1回だけ、5以降が毎日の使い方です。

1インストール配布zipを日本語・スペースを含まない場所に展開します。(→第2章)
2起動・初回セットアップstart.command で起動し、ライセンスキーと月パスを入力します。(→第3章)
3メルカリにログインダッシュボードのボタンからメルカリにログインします。(→第4章)
4商品を同期「同期」ボタンで出品中の全商品を取り込みます。(→第6章)
5設定を確認値下げ設定・下限価格を確認・調整します。(→第6・7章)
6稼働開始「スケジュール稼働」を押して自動稼働を始めます。(→第6章)

2. インストール(zipの展開と配置)

2-1. 動作要件

項目必要なもの
OSmacOS 13 (Ventura) 以降
機種Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)推奨。Intel Macは要相談
メモリ8GB 以上
空きディスク5GB 以上
ブラウザGoogle Chrome がインストール済み(推奨)
ネット有線または安定したWi-Fi接続

2-2. 配布zipをダウンロードする

ツール管理者から案内されたGoogleドライブのリンクから、配布zip(mercari-tool-mac-v0.1.1.zip など)をダウンロードします。

📥 ダウンロード先 配布zip: https://drive.google.com/file/d/19kRl2QPzeuyAg-e7Gu90x8r2pidI_oOF/view
上記を開き、右上の ↓ ダウンロード を押します。zip はおよそ 240MB あります(Chromeエンジンを同梱しているため)。Wi-Fi環境でのダウンロードを推奨します。バージョン更新時は、その都度ツール管理者から最新のリンクが案内されます。

2-3. zipを展開して正しい場所に置く

ダウンロードした zip をダブルクリックすると、同じ名前のフォルダに展開されます。このフォルダを パスに日本語やスペースを含まない場所 へ移動してください。

置き場所の例判定
~/mercari-tool/OK 半角英数のみ
~/Documents/mercari/OK
~/Desktop/メルカリツール/NG 日本語フォルダ
~/Desktop/mercari tool/NG スペースを含む
⚠ パスに日本語・スペースが入ると起動に失敗します フォルダ名だけでなく、その手前のフォルダ(親フォルダ)にも日本語・スペースが入っていないか確認してください。例えば ~/書類/mercari-tool/ も「書類」が日本語なのでNGです。
💡 おすすめの置き場所 Finderのサイドバーの「ホーム(家のアイコン)」を開き、その直下に mercari-tool という名前で置くのが分かりやすくおすすめです。

3. 起動と初回セットアップ

3-1. setup-first-run.command を実行する(初回1回だけ)

フォルダの中にある setup-first-run.command を、Finderで 右クリック →「開く」 で実行します。

  1. フォルダ内の setup-first-run.command を右クリック
  2. メニューから 「開く」 を選ぶ
  3. 「開発元を確認できません」と出たら、ダイアログの 「開く」 を押す
  4. 黒いターミナル画面で処理が走り、完了メッセージが出たら閉じる
📌 setup-first-run.command がやっていること Macのセキュリティ機能(Gatekeeper)がブロックしないようにファイルの隔離属性を解除し、データ保存用のフォルダを作成します。害のある処理は一切ありません。
⚠ ダブルクリックでは開けません(初回) 初回はダブルクリックすると「開発元を確認できないため開けません」と出て先に進めません。必ず右クリック →「開く」 で実行してください。これはApple純正でないアプリすべてに共通の仕様です。

3-2. start.command でツールを起動する

次に start.command を、同じく 右クリック →「開く」 で起動します(初回のみ。2回目以降はダブルクリックでOK)。

  1. start.command を右クリック →「開く」
  2. ターミナルが開き「ダッシュボードを起動しています...」と表示される
  3. 数秒後、ブラウザが自動で開き ダッシュボード(http://localhost:3000) が表示される
💡 ターミナルの黒い画面は閉じないでください start.command を実行するとターミナルの黒い画面が出ます。これは ツール本体が動いている画面 です。閉じるとツールも止まります。最小化はOKですが、稼働中は閉じないでください。

3-3. ライセンスキーを入力する(初回1回だけ)

初回起動時は、ダッシュボードに ライセンスキーの入力画面 が表示されます。ツール管理者から送られた ライセンスキー(UUID形式の文字列) を貼り付けて 保存する を押してください。

ライセンスキー入力画面
▲ 初回起動時のライセンスキー入力画面
🔑 ライセンスキーとは xxxxxxxx-xxxx-4xxx-yxxx-xxxxxxxxxxxx のような、ハイフンで区切られた英数字の文字列です。Discordなどでツール管理者から個別に送られます。一度保存すれば再入力は不要です(フォルダごと別のMacに移したときのみ再入力が必要)。
⚠ 形式エラーが出るとき 「ライセンスキーの形式が違います」と出る場合は、キーの前後に余計なスペースや改行が混ざっています。キーだけを正確にコピーして貼り直してください。キーが分からない場合はツール管理者に連絡してください。

3-4. 月次認証(月パス)を入力する

ライセンスキーの保存後、または毎月初め、月次認証の入力画面が表示されます。その月の 月パス を入力して 送信 を押してください。

月次認証の入力画面
▲ 月次認証(月パス)の入力画面。対象月が表示されます
🔒 月パスについて 月パスは毎月変わり、ツール管理者からDiscordで送付されます。認証に成功すると その月の末日まで ロックは自動で解除され、月内は再入力不要です。翌月になると再度入力画面が出ます。
💡 ライセンスキーと月パスの違い

4. メルカリにログインする

ライセンスキーと月パスを通過すると、ダッシュボードが操作できるようになります。続いてメルカリにログインします。

4-1. ログインの手順

  1. ダッシュボード上部に黄色いログイン案内バナーが出ている場合、その中の 「メルカリにログインする」 ボタンを押す
  2. メルカリのログイン画面が開く
  3. いつも使っているメルカリのメールアドレスとパスワード でログインする
  4. ログインが完了すると、ダッシュボード上部のアカウント名が表示される
💡 ログインできているかの確認 ダッシュボード上部、ツール名の右にメルカリのアカウント名(例: めぐ♡即購入OK)が表示されていれば、ログイン成功です。
⚠ VPN・プロキシは使わないでください VPNやプロキシを通してメルカリにアクセスすると、メルカリ側で「いつもと違う場所からのアクセス」と判定され、即アカウント制限の対象になります。必ず普段どおりの回線で使ってください。

4-2. ログインが切れたとき

しばらく使っているとメルカリのログイン(Cookie)が切れることがあります。その場合はダッシュボード上部に再びログイン案内バナーが出るので、同じ手順で再ログインしてください。

5. ダッシュボードの見方

ダッシュボード全体
▲ ダッシュボードの全体像(商品一覧タブ)

5-1. ヘッダーの稼働ボタン

画面右上に、ツールを動かす/止めるボタンがあります。

ボタン動作
▶ 今すぐ稼働稼働時間帯を無視して、対象商品を1周したら自動で停止します。動作テストや単発実行に使います。
⏱ スケジュール稼働設定した稼働時間帯(例 9:00〜23:00)の間だけ、自動で動き続けます。毎日の基本はこちらです。
🛑 停止今処理している商品が終わったところで安全に停止します(途中で無理やり止めません)。

5-2. アクティビティバー

画面の一番上の帯には、現在処理中の商品名・進捗・最終成功時刻が表示されます。ここが長時間止まったまま動かない場合は、見えない不具合(サイレント障害)が起きている可能性があります。

5-3. 4つのサマリーカード

カード意味
稼働ステータス稼働中/停止中、次回実行までの時間
今日の処理件数今日の値下げ・再出品・コメントの合計件数
対象 / 新規取得処理対象の商品数と、過去24時間の新規取得件数
ヘルススコア過去12時間の健全性を100点満点で表示。緑なら正常

5-4. タブの構成

サマリーカードの下にタブが並んでいます。それぞれの詳細は対応する章を参照してください。

タブ内容参照
商品一覧出品中の全商品。下限の編集、個別の除外設定第6章
値下げ設定値下げ額・間隔・下限・稼働時間帯第7章
自動再出品再出品の条件・上限・オークション切替第8・9章
自動コメントコメント投稿の条件・テンプレート第10章
実行ログこれまでの動作履歴第15章
自動メンテナンスヘルスレポート・スナップショット履歴第12章
検知回避設定ブラウザ制御・人間らしい挙動の設定第11章
評価済み削除売却済み商品の一括削除第13章
使い方ツール内蔵のヘルプ

6. 商品の同期と稼働開始

6-1. 商品を同期する

初回は、出品中の商品をツールに取り込む「同期」が必要です。

  1. 「商品一覧」タブを開く
  2. 右上の 🔄 同期 ボタンをクリック
  3. 出品中の全商品が取得されるまで待つ(1,000件で約2〜5分)
商品一覧タブ
▲ 商品一覧タブ。同期後、出品中の全商品が表示されます

6-2. 商品一覧の見方

列・要素意味
商品名横の 値下げ可稼働中の通常商品
🎯 オークション現在オークション形式で出品中の商品
🔄N回 / 🎯N回これまでの再出品/オークション移行の累計回数
状態列「公開停止中」ツール経由で公開停止された商品。値下げ・再出品の対象外
状態列「除外中」「除外」トグルがONの商品。すべての自動処理が止まっている
「除外」トグルその商品の自動処理(値下げ・再出品・コメント)を全停止する
「再出品除外」トグル値下げ・コメントは続けつつ、再出品/オークション移行だけ停止する
「履歴」ボタンその商品の動作履歴をモーダルで表示する
「下限」欄その商品個別の下限価格。直接入力で変更できる

6-3. 下限価格を確認する

同期が終わったら、商品ごとの 「下限」 価格を確認します。下限は「これ以上は値下げしない最低価格」です。デフォルト値は値下げ設定タブで決まりますが、商品一覧の「下限」欄で個別に上書きできます。

6-4. 稼働を開始する

  1. 「値下げ設定」タブで設定を確認する(第7章)
  2. ヘッダーの ⏱ スケジュール稼働 を押す
  3. アクティビティバーに処理中の商品と進捗が表示されれば稼働中
⚠ 初日は必ず低負荷で 初日は 値下げの1日上限を50件程度に絞り、自動再出品・自動コメントは無効 にしてください。半日〜1日ようすを見て、エラーが出ていないこと・メルカリ側に異常がないことを確認してから、上限を段階的に広げます。

7. 値下げ設定

値下げ設定タブ
▲ 値下げ設定タブ。緑のガイドに推奨値が表示されます

7-1. 価格帯別マトリクス

メルカリの「値下げ通知」が買い手に飛ぶ条件は非公開ですが、高額品にわずかな値下げだと通知が飛ばない傾向があります。そこで 価格帯ごとに値下げ額を分けて 設定します。

価格帯推奨値下げ額
〜 ¥3,00050円
¥3,001 〜 ¥10,000100円
¥10,001 〜 ¥30,000200円
¥30,001 〜 ¥50,000500円
¥50,001 〜1,000円
💡 テスト出品で通知を確認 通知が飛ぶ条件は環境で異なる可能性があります。初回は数点だけ値下げして、買い手に通知が届くか「テスト出品」で確認することを推奨します。

7-2. 値下げ間隔

前回の値下げから何時間経ったら次の値下げ対象にするかの設定です。推奨は24時間。短すぎると同じ商品ばかり下がり、下限に早く到達してしまいます。

7-3. 値下げ下限

すべての商品に共通で適用される下限価格のデフォルト値です。商品ごとの個別設定は商品一覧の「下限」欄で行います。推奨は元値の60〜70%です。

7-4. 稼働時間帯

ツールが動く時間帯を制限します。深夜の稼働は「機械的」と判定されやすいため、9:00〜23:00 を推奨します。

7-5. 商品間の待機時間(ランダム)

1つの商品を処理してから次に移るまでの待ち時間を、最小〜最大の範囲でランダムに取ります。商品数に応じて調整してください。

出品件数推奨の待機時間
〜500件5〜45秒
500〜1,000件15〜60秒
1,000件〜30〜120秒

7-6. 価格一致判定(重要なしくみ)

🔍 「あなたが手で触った商品」は自動でスキップ メルカリの「最終更新時間」は説明文を編集しただけでも更新されるため、更新時間では「誰かが触ったか」を判定できません。そこでツールは、内部に記録した 「最後に自分が値下げした価格」と現在の価格が一致しているか で判定します。一致していれば「誰も触っていない=値下げ対象」、一致しなければ「あなたが手動で価格を変えた」とみなして その商品をスキップ します。これは正常な動作です。

8. 自動再出品

下限まで下げても売れない長期在庫を、いったん削除して同じ内容で出品し直し、新着検索の上位に戻す救済機能です。

自動再出品タブ
▲ 自動再出品タブ

8-1. 対象条件

「下限到達してから N日経過した商品」を対象にします(デフォルト7日)。「初回値下げから」を基準にすると長期在庫で常にフラグが立ってしまうため非推奨です。

8-2. 1日の上限

初期値は5件。慣れてきたら最大10件まで。再出品は値下げよりアカウント停止リスクが高い操作なので、保守的に設定してください。

8-3. 処理順序

「ランダム」または「下限到達が古い順」。毎日同じ順序だと機械的なシグナルになるため、ランダムを推奨します。

8-4. 再出品時の価格

「削除前と同じ価格」または「値下げ前の初期価格に戻す」を選べます。価格戦略は値下げ機能で行うため、通常は 「削除前と同じ価格」を推奨します。

8-5. 同一商品の再出品回数上限

同じ商品を何度も再出品し続けると、新着検索のペナルティ対象になりやすくなります。上限は3回を推奨(0で無制限)。

8-6. ♥ いいね閾値スキップ

いいねが一定数(推奨10件)以上付いている商品は再出品の対象外になります。再出品すると商品IDが変わっていいねが全部リセットされるため、「もうすぐ売れそう」という強いシグナルを自分で消してしまうのを防ぎます。

8-7. 削除前スナップショット

再出品の前に、タイトル・説明・カテゴリ・価格・写真URLを保存します。万が一再出品が失敗しても、「自動メンテナンス」タブのスナップショット履歴から手動で復元できます(第12章)。

8-8. 再出品から個別商品を除外する

商品一覧の 「再出品除外」トグル をONにすると、その商品は値下げ・コメントは続けつつ、再出品とオークション移行だけ止まります。「値下げは続けたいが新着順位は触りたくない」商品向けです。

⚠ 再出品中は商品が一時的に消えます 再出品は「削除 → 再出品」の流れで実行されます。削除から再出品までの間(ランダムに120〜300秒)、商品は一時的に存在しない状態になります。その間に買い手がアクセスすると「商品が見つからない」と表示される場合があります。

9. オークション切替

下限まで下げても、再出品しても売れない商品を、削除して 通常オークション として出品し直す最終手段です。買い手が開始価格から競って入札します。

9-1. 2つの発火経路

経路動作
下限到達時の処理=オークション「自動再出品」設定で 下限到達時の処理オークション にすると、下限到達商品が最初からオークションに切り替わる
再出品N回到達で自動切替通常の再出品設定でも、同じ商品が指定回数(推奨2回)再出品されたら、次回からオークションに自動で切り替わる

9-2. 開始価格と種類

開始価格はデフォルト300円(メルカリの最低出品価格)。種類は「通常オークション」固定(48時間の自動入札方式)です。

9-3. 手動でオークションに移す

商品一覧で商品を選択し オークション移行 ボタンを押すと、下限到達を待たずにすぐオークション化できます。

⚠ オークション化は元商品の削除を伴います オークション化=「元商品の削除 → 新規オークション出品」です。元商品のいいね・コメント・閲覧数はすべて失われます。また、1件目の入札が入るとオークション側の編集・削除はできなくなります

10. 自動コメント

商品にいいねが付いたとき、テンプレートに沿って自動でコメントを投稿し、買い手の購入を後押しする機能です。

自動コメントタブ
▲ 自動コメントタブ。下部にテンプレート一覧があります

10-1. 投稿トリガー(AND条件)

次の 両方 を満たしたときにコメントを投稿します。

出品直後の人気商品に即コメントするのは不自然なため、AND条件で自然なタイミングを担保しています。

10-2. ローテーション(段階進行)

1回目は「誘致系」、2回目は「最終価格系」と段階的に進みます。買い手の心理に沿った自然な流れになります。

10-3. テンプレートの動的変数

変数展開される内容
{いいね数}現在のいいね数(例: 12)
{日数}出品からの経過日数(例: 5)

テンプレートは 最低6種類以上 登録してください。同じ文章を連投するとBOT検知のリスクが高まります。

10-4. 自分のコメントへのいいね検知

自動投稿したコメントに買い手からいいねが付いたら、そのコメントを削除して次の段階のテンプレートを投稿し直します。購入意欲の強いシグナルへの自然な対応です。

⚠ 自動コメントはBANリスクが最も高い機能です 自動コメントはメルカリが特に厳しく取り締まる機能です。1日の上限は20件以下、慣れるまでは10件程度 で運用してください。短文・等間隔・同じ文章の連投が最も危険な行動パターンです。

11. 検知回避設定

メルカリの自動化検知をかいくぐるための設定です。基本は推奨値のまま変更不要です(緑のガイドに推奨値が表示されます)。

検知回避設定タブ
▲ 検知回避設定タブ

11-1. 実行モード: 既存Chromeにアタッチ

普段使っているChromeのプロファイルにそのまま接続する方式を推奨します。普段のCookie・TLS指紋・Canvas/WebGLハッシュをそのまま引き継ぐため、検知への耐性が最も高くなります。

11-2. Stealthプラグイン: 無効

🔍 なぜ無効が推奨なのか Stealthプラグインは新規ブラウザに偽装を注入するしくみです。既存のChromeタブに二重に偽装を当てると、かえって不整合が増えて検知スコアが上がる可能性があります。既存Chromeアタッチ時は無効が正解です。

11-3. マウス移動シミュレート: 有効

クリックの前に、曲線を描いてマウスを動かします。検知システムは「移動なしの突然のクリック」を高リスクと判定するため、常に有効にしてください。

11-4. エラー時の自動停止

3回連続失敗で自動停止 を推奨します。連続失敗はメルカリ側の仕様変更・アカウント制限・ログイン切れのサインなので、早めに止めて被害を最小化します。

11-5. 異常検知時の通知

異常を検知したとき、macOSの通知センターでお知らせします。

12. 自動メンテナンス

自動メンテナンスタブ
▲ 自動メンテナンスタブ。ヘルスレポートとスナップショット履歴

12-1. ヘルスレポート

過去12時間のヘルススコアと、検出された警告・エラーをカード形式で表示します。ここに異常(赤や黄色の表示)が出たら、速やかに第17章のトラブルシューティングを確認してください。

12-2. スナップショット履歴

タブの下部には、直近20件の再出品/オークション履歴が表示されます。タイトルの左に 🎯オークション バッジが付いていればオークション移行履歴です。

状態意味
成功削除→再出品(またはオークション出品)が正常完了。旧商品ID→新商品IDの対応が表示される
失敗削除後の再出品でエラー発生。「手動復元」ボタンで商品データを復元できる
recreate_failed元商品は削除済みだが再出品が失敗した状態。スナップショットからのリカバリが必要
💡 再出品が失敗したときの復元 「失敗」「recreate_failed」の行にある 手動復元 ボタンを押すと、削除前に保存したスナップショット(タイトル・説明・写真など)から商品を復元できます。

13. 評価済み削除

売却済みで、かつ評価完了から14日以上経った商品(メルカリで「削除」ボタンが出ているもの)を一括削除して、出品中商品の管理を軽くする機能です。

評価済み削除タブ
▲ 評価済み削除タブ

13-1. 使い方

  1. 「🗑️ 評価済み削除」タブを開く
  2. 🔍 対象を一覧表示 を押して削除可能な商品を抽出する(この時点では削除されません)
  3. 削除したくない商品は「除外」にチェック、または「選択を除外リストに追加」
  4. 削除する商品にチェックを入れて 選択削除を実行 を押す

13-2. 主要な設定

項目推奨値意味
1回の上限件数50件多すぎると検知リスクが上がる
プレビューの最大調査件数200件売却済みの新しい順から何件まで削除可否を確認するか
削除間の待機(秒)3〜8秒最小〜最大の間でランダム待機
連続失敗で停止する回数3回仕様変更や検知の早期検出のため
⚠ 削除した商品は元に戻せません メルカリ側で削除された商品は復元できません。必ず先に 🔍 対象を一覧表示 で内容を確認してから実行してください。

14. 複数選択操作(bulk バー)

商品一覧でチェックボックスを使って複数の商品を選ぶと、画面上部に bulk バー が現れ、選んだ商品にまとめて操作を実行できます。

14-1. 操作ボタン

ボタン動作使いどころ
選択値下げ選択商品を1回ずつ値下げ実行特定の商品だけ即値下げしたい
選択再出品選択商品を削除→同一価格で再出品下限到達前でも新着上位に戻したい
選択コメント選択商品にテンプレコメント投稿テンプレ動作の手動テスト
選択公開停止選択商品を一時非公開(後で再公開可)在庫を残しつつ一旦下げたい
オークション移行選択商品を削除→通常オークションで再出品下限到達商品の最終手段
選択削除選択商品をメルカリから完全削除出品中含む全商品の削除(取消不可)
選択解除チェックを全解除選択をリセット

14-2. 稼働中/停止中の挙動

14-3. 1回の選択上限

1操作あたり 50件まで。それ以上は分割して実行してください。

⚠「選択削除」と「オークション移行」は破壊的操作です どちらもメルカリ側で元の商品を削除します。実行前の確認内容をよく読んでから実行してください。「選択削除」は出品中の商品も含めて完全に削除し、取り消せません。

15. 実行ログの見方

実行ログタブ
▲ 実行ログタブ。動作の履歴が新しい順に並びます

15-1. 実行ログとは

ツールがこれまで行った動作(値下げ・再出品・コメント・同期・休憩・スリープ検知など)が、新しい順に並びます。「思ったとおりに動いているか」を確認する場所です。

15-2. よく出るログの意味

ログの例意味
Mac がスリープしていました(約N分間)Macが省電力で眠っていた時間。電源接続中はスリープ抑制されます
ネットワーク切断を検知、復帰待機中ネット接続が切れたため一時停止。復帰すると自動で再開
値下げ対象なし、次の確認まで待機中今は値下げできる商品がない(正常)
休憩開始/休憩を中断人間らしい挙動のための休憩。正常動作
期限切れコメントを自動削除古い自動コメントの整理。正常動作

15-3. ログのエクスポート

右上の エクスポート ボタンでログを書き出せます。不具合をツール管理者に報告するときに使います。

16. 緊急停止と復帰

16-1. 停止の方法

操作動作使う場面
🛑 停止ボタン(ヘッダー)次の処理が終わったところで安全に停止通常の停止・メンテナンス
ターミナルで Control + Cプロセスを強制終了明らかに異常で、今すぐ止めたいとき

16-2. 復帰の手順

  1. 停止の原因を確認する(実行ログ・自動メンテナンスタブを見る)
  2. 必要に応じて設定や下限価格を調整する
  3. ヘッダーの ▶ 今すぐ稼働 または ⏱ スケジュール稼働 を押す
  4. 復帰後は数分間ログを監視し、同じエラーが再発しないか確認する
💡 前回が異常終了したとき ツールが稼働中のままPCが落ちた場合などは、次回 start.command 起動時に 前回の状態を自動で再開 します。ユーザーが手で止めた場合・ログイン待ちの場合は自動再開しません。

17. トラブルシューティング

症状原因対処
「開発元を確認できない」と出て開けないApple純正でないアプリの初回起動ファイルを右クリック →「開く」で起動する
ダッシュボードが開かない起動の途中で止まっているターミナルを一度閉じ、start.command を再起動する
ライセンスキーの形式エラー余計なスペース・改行が混入キーだけを正確にコピーして貼り直す
月次認証が通らない月パスが古い/違うその月の月パスをツール管理者に確認
セッション切れエラーメルカリのCookie期限切れログインバナーから手動で再ログイン
値下げが実行されないメルカリの仕様変更の可能性自動メンテナンスタブの警告を確認
「価格不一致」でスキップされるその商品を手動編集した正常動作。次回ループで再判定される
コメント投稿に失敗する1日上限到達またはスパム判定翌日まで待機・テンプレを見直す
新規取得が0件続く出品停止処分の可能性メルカリでアカウント状態を手動確認
「最終成功」が長時間更新されない見えない不具合(サイレント障害)一度停止して再起動。直らなければログを送付
📨 それでも直らないとき ツールフォルダ内の logs/ フォルダにある 最新のログファイル を、Discordの専用チャンネルでツール管理者に送ってください。実行ログタブの「エクスポート」ボタンで書き出したファイルでもOKです。

18. 安全運用のコツ・よくある質問

18-1. 安全に使うための5原則

  1. 初日は低負荷で。値下げ上限50件/日、再出品・コメントは無効から始める。
  2. 上限は段階的に。問題がないことを確認しながら少しずつ広げる。
  3. VPN・プロキシは使わない。普段どおりの回線で使う。
  4. 深夜帯は避ける。稼働時間帯は9:00〜23:00を推奨。
  5. ログを毎日見る。エラーが出ていないか、ヘルススコアが緑かを確認する。

18-2. よくある質問

Q. パソコンを閉じても動きますか?

A. Macがスリープすると処理は止まります。電源に接続していればツールが自動でスリープを抑制します。終業時にそのまま閉じても、翌朝 start.command で再開できます。

Q. ターミナルの黒い画面は閉じていいですか?

A. 稼働中は閉じないでください。閉じるとツール本体が止まります。最小化はOKです。

Q. 値下げしすぎて損したくありません。

A. 「下限」価格を商品ごとに設定すれば、それ以下には絶対に下がりません。デフォルトは元値の60〜70%が推奨です。

Q. 別のMacに移したいです。

A. フォルダを丸ごとコピーするのではなく、ツール管理者に事前連絡してください。ライセンスキーの再設定が必要です。

Q. アップデートはどうやりますか?

A. ダッシュボード上部に黄色い更新バナーが出たら、新しいzipをダウンロードしてアップデートします。すでにツールを使っている場合は、メルカリのログイン情報・設定・値下げ履歴を必ず引き継いでください。引き継がないと、再ログインや設定のやり直しが必要になります。

⚠️ アップデート手順(すでに使っている場合)
  1. 念のため、今のツールフォルダをまるごと複製してバックアップします(フォルダを右クリック →「複製」)。
  2. 新しいzipをダウンロードし、ダブルクリックで展開します(新しい名前のフォルダができます)。
  3. 今までのフォルダの中にある datachrome-profilecredentialslogs の4つのフォルダを、新しいフォルダの中へコピーして上書きします。
  4. 新しいフォルダで setup-first-run.command を実行し、start.command で起動します。
  5. 正常に動くことを確認できたら、古いフォルダとバックアップは削除して構いません。
引き継ぐ4つのフォルダ(chrome-profile・credentials・data・logs)
▲ ツールフォルダを開くと、上の画像のようにフォルダやファイルが並んでいます。このうち chrome-profilecredentialsdatalogs の4つを新しいフォルダへコピーします。binbrowsersdistuistart.command などは新しいものを使うため、引き継ぎ不要です。
この4つのフォルダに、メルカリのログイン状態・ライセンスキー・各種設定・値下げ履歴が保存されています。データベースの構造変更は起動時に自動で更新されるため、古い data をそのまま使って問題ありません。

はじめて導入する場合は、上記の引き継ぎは不要です。「2. インストール」の手順どおり進めてください。

Q. ツール内にもヘルプはありますか?

A. ダッシュボードの「📖 使い方」タブに、各機能の詳しい説明が常時表示されています。本マニュアルと合わせて活用してください。

📞 連絡先 操作で分からないこと、判断に迷うこと、エラーが直らないときは、推測で進めず Discordの専用チャンネル でツール管理者に連絡してください。

19. 付録: 設定値リファレンス

各タブの主要な設定項目と推奨値の早見表です。設定画面では各項目の下に 緑色のガイド で推奨値が表示されます。迷ったら推奨値のまま使ってください。

💡 推奨値の考え方 推奨値は 「アカウント停止リスクを抑える」 ことを最優先に決めています。件数を増やすほど作業は速くなりますが、検知リスクも上がります。在庫規模が大きいほど待機時間を長めにしてください。

19-1. 値下げ設定

設定項目推奨値(初期値)補足
価格帯別の値下げ額 〜¥3,000100円価格帯ごとに1回あたりの値下げ幅を設定。高額品ほど大きく
¥3,001 〜 ¥10,000100円
¥10,001 〜 ¥30,000200円
¥30,001 〜 ¥50,000500円
¥50,001 〜1,000円
値下げ間隔24時間在庫500件以下なら12時間でも可
値下げ下限(デフォルト)元値の60〜70%商品ごとに個別上書き可。これ以下には下がらない
処理順序最終値下げが古い順停滞在庫を優先
1日の値下げ上限30件/日初日はさらに控えめに。大量在庫でも過剰稼働は避ける
稼働時間帯09:00〜23:00深夜帯は機械的と判定されやすい
商品間の待機時間(ランダム)〜500件:5〜45秒/500〜1000件:15〜60秒/1000件〜:30〜120秒在庫規模に応じて長めに
長時間休憩(ランダム)45〜75分ごとに 5〜15分休憩タイミングと長さの両方をランダム化
新規出品の自動取得60分ごと新しく出した商品を自動で一覧に取り込む
スリープ防止(稼働中のみ)有効電源接続中のみ画面スリープを抑制

19-2. 自動再出品

設定項目推奨値(初期値)補足
対象条件下限到達から7日経過「初回値下げから」基準は非推奨
1日の上限5件(最大10件)値下げよりリスクが高いので保守的に
処理順序ランダム毎日同じ順序は機械的シグナルになる
再出品時の価格削除前と同じ価格価格戦略は値下げ機能側で行う
同一商品の再出品回数上限3回(0で無制限)繰り返しすぎると新着ペナルティ対象に
♥ いいね閾値スキップ10件以上で対象外「もうすぐ売れそう」シグナルの消失を防ぐ
削除前スナップショット有効再出品失敗時の手動復元に使う

19-3. オークション切替

設定項目推奨値(初期値)補足
開始価格300円メルカリの最低出品価格
種類通常オークション48時間の自動入札方式(固定)
再出品N回到達で自動切替2回指定回数の再出品後にオークション化

19-4. 自動コメント

設定項目推奨値(初期値)補足
投稿トリガー 条件1いいね5個以上両方を満たしたときのみ投稿(AND条件)
投稿トリガー 条件2出品から3日以上経過
テンプレート登録数6種類以上連投検知を避けるため多めに
1日の上限20件以下(慣れるまで10件程度)BANリスクが最も高い機能

19-5. 検知回避設定

設定項目推奨値(初期値)補足
実行モード既存Chromeにアタッチ普段のCookie・指紋を引き継ぐ
Stealthプラグイン無効既存Chromeアタッチ時は二重偽装で逆効果
マウス移動シミュレート有効クリック前に曲線でマウスを動かす
エラー時の自動停止3回連続失敗で停止仕様変更・制限・ログイン切れの早期検出
異常検知時の通知有効macOSの通知センターでお知らせ

19-6. 評価済み削除

設定項目推奨値(初期値)補足
1回の上限件数50件多すぎると検知リスクが上がる
プレビューの最大調査件数200件売却済みの新しい順から確認する件数
削除間の待機(秒)3〜8秒最小〜最大の間でランダム待機
連続失敗で停止する回数3回仕様変更や検知の早期検出

19-7. 複数選択操作(bulk バー)

設定項目推奨値(初期値)補足
1操作あたりの選択上限50件それ以上は分割して実行する
⚠ 推奨値より件数を増やすときは慎重に 上限件数を推奨値より大きくする場合は、必ず数日かけて段階的に。一度に大きく増やすと、メルカリの自動化検知に引っかかりやすくなります。
— メルカリ自動値下げツール 使い方マニュアル 終わり —